旧ブログ 孔版印刷(有)大石孔版のブログ: 11月 2010
「大石孔版の孔版てどういう意味?」
と聞かれることがあります。
孔版とは孔版印刷のことです。
孔版印刷は
版に印刷したい部分だけ孔(穴)をあけその孔にインキ(インク)を擦り付けることによって印刷する方法のことです。
分類すると特殊印刷のカテゴリー中に孔版印刷があり、
孔版印刷はさらにシルクスクリーン印刷と、謄写版の二つの印刷方法に分けられます。
弊社では謄写版の方法は行っていないため説明は致しませんが、シルクスクリーン印刷と原理は似ています。
↓孔版印刷(シルク印刷) イメージ図
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印刷イメージ |
簡単に解説してみました。
印刷する色数が増えれば版も、色の数分多く必要になってきます。
しかし、一度作ってしまえば次回また印刷する際は、版代はかかりません。(デザインが変わる場合は新たに作る必要がありますが…。)
素材によって、刷り方を変えたりインクの硬さを調節したり製版の仕方も変えたり、色々やり方があります。
やり直しが利かない場合のものは、特別な緊張感があります。
…印刷しているところの動画を載せてたら、もっと分かりやすいかな。
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暗室 |
製版時に使います。(感光液塗布)
紙などデータでない場合、版下からポジフィルムを作成する時にもここで現像します。
(最近ではカメラよりスキャナの頻度が高いですが。)
紙などに図案や文字など書いていただければ(なるべく濃い黒メリハリあると、より作りやすい)
そこから版を作成いたします。版下と全く同じように作成できます。
この色の灯りすきだな。
自分の部屋に使うには暗すぎるけど…。
明るいのが好きだし…。
ちなみに暗室を出たり入ったりすると、目が明るさに適応しようとしているのがよく分かります。
明るいところから暗いところに移ると暗順応。
暗いところから明るいところに移ると明順応。
明るい→暗い はじめは真っ暗だが暗いところに時間がたち適応すると周りのものが見えてくる。
暗い→明るい 外に出るとまぶしくて見にくいが時間がたつと適応し通常通りみえる。
上映中の映画館に入るのをイメージすると分かりやすいです。