シルクスクリーンでポスターをつくってみました。
スウェーデンの国旗です。
サイズは432㎜×270㎜
スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランド
北欧の国の中でとにかくスウェーデンが好きなんです。
きっかけは音楽だったと思いますが、そこから少しずつ調べていくと、
ファッション、街並みと、とってもおしゃれでなんかあったかい雰囲気が感じ取れました。
まだ一度も行ったこともないし、ほんとに詳しい人たちからしてみたら浅はかな知識ですが、
とにかく好きで憧れています。いつかは行ってみたい。
写真や本や映像で見ていても色使いとかいちいちおしゃれに見えてしまって。
この国旗の色の青も黄色もただの青、黄じゃなくて好きなんです。
今回は何枚かの紙に印刷してみました。
印刷後は下のイラストのように周りを大きくしカットします。
イラストと同じ大きさ紙をあてがって印刷すると端が汚れたりインキがつかなかったり
裏が汚れたりします。
今回は白くて薄い紙、厚い紙、黄色い紙で印刷しました。
国旗がたくさん。
写真で見てわかりますか?3枚並んでいる一番左手前の紙は端から反り返って来ています。
これはインクによるもので、今回のように全面的でなおかつ薄い紙はこのようなことが起きます。
今回に限らず印刷すると伸縮という現象がおきます。
特に梅雨時など湿度が高い場合、一晩なんて干すとだいぶ紙が伸び縮みするのです。
これによって、細かくて繊細なデザインで色数が多い場合などは、
紙の管理を注意しなければ、位置がずれてしまうことがあります。
そのずれも楽しむ要素ですが。
もちろんぴったり位置を合わせて印刷もできます。
今回の場合は特に紙全体にインクがのっていますし、濃く印刷したかったので、版の目も荒いメッシュを使いました。より反っていると思います。
またスクリーン印刷の場合同じ場所に何回も印刷できるのですが、
同じ色を重ねれば重ねるほど、濃くなります。紺を重ねすぎると藍ぐらい濃くなってくることもあります。
良い面から考えると、印刷の仕方、紙を変えることによって同じデザインでも一枚一枚雰囲気を変えることもできるということです。
厚い紙と薄い紙の反り返り方がだいぶ違います。
またインクの色もなんとなく右側の薄い紙の方が濃く見えます。
黄色の紙も素材の黄色を使わず、黄色のインクをするとこれまた白い紙に
刷った場合と色がちがうんです。
こだわり方によって好みが分かれるとはおもうのですが、
やり方によっていろいろ楽しめます。
画鋲でとめるつもりはなく、もともとIKEAに入れる額にために作製したのですが、
国旗のバランスとあわないので立てて飾りたかったのです。
が上の写真のように厚い紙でも少し反り返っているので、
無理やり額に入れて完成とします。
紙はそってはいますがシナシナしているわけではないので
両面テープや、画鋲で安定させれば問題なさそうです。
シルクスクリーンでポスタ―製作しませんか?
データを支給していただければ、プリントして返送いたします。
大判サイズでも印刷可能です。
手刷りによる印刷なので、コンピューター出力とはまた違った感触の仕上がりになります。