旧ブログ 孔版印刷(有)大石孔版のブログ: ビンへのプリント

2015年7月7日火曜日

ビンへのプリント




煮沸後
印刷部自然乾燥 約5日



ビンへの印刷。

写真はすべてソーダガラス製です。

印刷範囲はW35mm×H20mmです。

ビンの大きさはW50mm×H75mmです。




煮沸後
印刷部分 自然乾燥 約5日後






















      







蓋にもプリント



































印刷範囲H30mm×W30mm












































①、②、③は同じビンです。

①~④までの写真は、印刷後、自然乾燥約5日、そのあとに煮沸で15分してそのあと冷ました写真です。

煮沸中、印刷したところが鍋の鉄板部に当たらないようにしました。

一度ビンを倒して煮沸したらそこの鉄板部分に印刷部がこすれてはがれてしまったからです。

高温中に印刷部分をいじったりせず、煮沸後ビンが温かいうちは印刷部をいじらなければ、
特に印刷したところがはがれることもなく問題なさそうです。

ビンが常温に戻るころには、印刷部分を爪などでごしごしこすっても取れてしまうことはありませんでした。かなり強く接着しています。



印刷後高温を当て、ビンに印刷部分を硬化させる方法もあるのですが、
もしビンにゴムパッキンなどがついていたゴムが溶けてしまったりする可能性があるので
今回自然乾燥を試してみました。

ゴムの部分が取り外しできる場合ならば、熱で硬化させたほうが良いと思います。

ビンに中身が入っている状態だと、高温でのインキ硬化はできません。
かなりの高温になりますので、中身に影響があるかもしれませんので。










































別の面に印刷したものを煮沸しおわった直後に爪でひっかいてみました。
ビンがかなり高温状態の時です。

すると⑤の写真のようにはがれてしまいました。

煮沸中に鍋の鉄板部に当たっても⑤のようになります。


煮沸など環境ごとにやり方が違うかもしれませんので、
ビンへの印刷の依頼を検討中の方はご使用のビンを、支給していただければ
試し刷りいたしますので、それをご使用のご環境で洗ったり、煮沸したりして
インキがはがれないか試していただいてから正式に印刷受けたいと思います。


熱湯につけたりということがなければ、
接着は良好です。

蓋のアルミ部分は印刷は問題なく接着します。




ビン、蓋は平らな面にだけ印刷できます。