旧ブログ 孔版印刷(有)大石孔版のブログ: 赤いインキ

2016年6月17日金曜日

赤いインキ

黒い素材に赤で印刷してもあまり目立ちません。
最初に白で印刷して、同じ場所に後から赤を重ねて濃くするという方法もありますが、
細かい文字などにはむきません。

このあたりの説明がむずかしいところ。

希望のデザインを拝見して、これくらいなら大丈夫です!
あ、もうちょっと線を太く、文字を大きくしていただいたほうが良いです。

など境目がどうしても感覚的な部分になってしまいます。
実際にデザイン、印刷する素材を伺ってから、ご説明しています。

鉄に印刷する赤インクと紙に印刷する赤インクは違います。

鉄に印刷する場合はもう少し文字を太くしていただかないといけないのですが
紙ならこの文字の大きさでも大丈夫です。
といったことが起きます。

素材によって版の目の粗さ、細かさも変えますし、インクによって
細かい文字を印刷しにくかったり、細かい文字は印刷しやすいが
濃さは出ないといったことがおきます。

お手数をおかけいたしますが、
デザイン、印刷する素材をご注文が決定する前に必ず確認
させていただいております。



話は変わり、


印刷をすると手が汚れることがあります。

油性のインクを使ったときは石鹸でごしごし洗ってもなかなか落ちませんが
しっかりと落としておかないと外出した時に手が汚れたままで相手に不快な
思いをさせてしまうことがあるかもしれません。

特に赤いインキ。
手に付いたり、気づかずに顔をこすって顔に赤がついていると
まるで血が付いているように見えます。

なにか買ってお釣りをもらうとき指に赤いインキがたくさんついていたら
店員さんもびっくりしてしまいます。



時々指先についたインキ落とし忘れて出かけてしまうことがあるので


気を付けないと。


赤インキを使った後