布に白、赤、薄い緑で印刷しました。
生地の色とインキの色の組み合わせによっては、
インキの乗りがなかなかうまくいかずに一度の印刷だけでは濃くないので
同じ場所に何回かインキを乗せています。
すべて三回ずつ印刷しています。
同じ場所に印刷するときに少しでも版がずれると印刷部分もずれて
滲みます。
この記事でいう赤の場合、最初に白で印刷し、乾燥後赤で印刷をすれば
直接赤で印刷するよりも明るい赤で印刷されます。
しかし、位置がずれてしまったら下の白色がはみ出てしまったり、
ダブっているように見えてしまうので注意が必要です。
白は濃く印刷されました。
生地が透けて見えません。
赤です。
少し生地の色が透けて見えていますし、赤も朱色っぽい感じに見えます。
何回も同じ場所に印刷すると、生地に沿ってインキが散ることもあります。
こちらもすこし生地の色が見えています。
濃く印刷するだけがすべてではないですが、
やはりある程度はしっかり印刷されていないと、
何が印刷されているか読めないなんてことにもなりかねません。
濃く印刷しようとすると、
印刷部分に厚みも出ますからひび割れやすくなったり、
生地に沿ってインキが散るといったことも起きやすくなりますので、
考慮して印刷しています。