インクを使い分け、いろいろな素材に印刷をすることを得意としております。
シルクスクリーン印刷(孔版印刷)を専門とする(有)大石孔版(静岡県三島市)のブログです。
写真はすべてサンプル用に印刷したものを載せています。
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2015年8月7日金曜日
綿Tシャツへの印刷
シルク印刷は、印刷の大体の流れは布でも紙でもシールでも同じなのですが、
使うインキや版が違います。
綿には布用のインキで印刷します。そのインキで紙に印刷しても滲んでしまいます。
プラスチック用のインキで布に印刷すると、印刷した部分が堅く、ごわごわになってしまいます。
印刷の仕方、後処理、前処理、インキの調合もそれぞれインキによって違いがあります。
写真は綿Tシャツに染料タイプの黒インキで印刷して洗濯し乾かした後の状態です。
自分用に印刷し実際に着用しています。
染料タイプのインキは読んで字のごとく、染める、染み込ませるといったニュアンスが近い思いますので、
印刷部分をてで触っても全くと言っていいほどほとんどインキの感触はありません。
他に顔料タイプのインキがあります。
これは上にのせるとというニュアンスが近いのかな。。。
染料が化粧水だとしたら、顔料がファンデーションみたいな。。。
印刷の種類はたくさんあり弊社ではシルク印刷を専門としています。
特殊な素材に印刷したいがどの印刷方式に頼めばわからない。
といった場合でもひとまずお問い合わせください。
白いTシャツに印刷いたします。
写真は薄い生地で夏にぴったりな素材です。
薄い生地でも、厚いしっかりとした生地でも問わず印刷できます。